看護師が適応障害と心身症で苦しみながら模索していく話。

看護師になって約8年。中堅と呼ばれる域に達してきて、期待や環境の変化、精神的ストレスなどで擦り切れて、適応障害や心身症になってようやく自分と向き合いながらみっともなく足掻きながら生きていくお話です。

私の心因性嘔吐。食欲はしっかりあるんです。【閲覧注意】

私の心身症の中に、心因性嘔吐があります。

きっと個人差があるから、参考までに。

 

私の場合は食欲は有って、

食事の匂いや飯テロ動画、大丈夫でした。

ごはんの炊ける匂いも、大丈夫

 

しかし、問題は

汚い話ですが、胸やけと吐き気、そしてゲップ。

これを看護用語で噯気(あいき)と言います。

 

この曖気が辛い。

消化に時間がかかると、曖気が多発し、そのまま吐き気に転じます。

胃に何もないときでも、胃液が逆流してきます。

曖気が出せない時も、結構つらかった。

 

吐き気は徐々に嘔吐に直結していきました。

便器を見ただけで、嘔気が始まることもあった。

 

その状態になると、食べることがそもそも辛くなってくる。

でも食欲があるから、食べてしまいたい。

 

一番食べたくて怨念化しそうだと思ったのは、ベーコンの焼ける匂いでしょうか。

じゅるりじゅるり、でした。

 

一時過食で増えていた体重は、7キロくらい急下降しました。

 

私の場合、25歳の時に癖になってしまい

水分で胃液を希釈し、腹筋を使って嘔吐する、というやり方をマスターしてしまいました。

(腹筋吐きって言うんですって。指をのどに突っ込むとタコができますが、これは吐きだこ。物をのどに突っ込む場合は物吐きっていうらしいですけど、咽頭部を傷つけるリスクが非常に高いので、辞めた方が良いですよ。)

水分で胃液を希釈する、この動作で嘔吐をする準備をしていたわけです。

つまり、水分摂取も一気に200mlも飲めなくなってしまいました。少しずつ飲むしかないのです。吐いてしまうから。

 

 

まだまだ、大丈夫。なんて、思っていませんか?

大丈夫なんかじゃないんですよ。嘔吐するたびに、強酸の胃液が口腔内を通過します。

つまり、歯が溶けます。

これが割と、あとあと大変なんだから。

嘔吐するって、普通なんかじゃないんですよ。

 

人間の体は、嘔吐できないようになっています。

それは内臓の構造的に、そうなりにくいようにうまく出来ているんです。

 

え? でもうちの子よく吐くよ?

その子は赤ちゃんではないですか? 新生児の胃はとっくりのような形になっていますから、そりゃあ出ますよ。

大人になるにつれて、構造が変わってきます。

 

そう、あなたは大人です。

それが正常ではないと、あなたも知っているでしょう。

 

 

 

とはいえ、しがみつきたいのはわかります。

でも、心身症として症状に出てきているのなら、休んでしまうべきです。

あなたは、あなたの心のきしむ音を無視してしまったんですから。

休ませないといけません。人間は永久機関ではありませんからね。