吐き気、胸やけ。もどかしいむずむずして、いらいらして、私が私じゃない感じ。それがとんでもなく苦痛。
心身症とは、人によって症状が違うらしい。
中には私と似たような症状の方もいらっしゃるだろう。
全く違う症状の方も、当然。こっちの方が多いかもしれない。
Wikiから引っ張って来よう。
心身症とは、1991年の日本心身医学会による定義によれば、「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与。器質的ないし機能的障害がみとめられる病態をいう。神経症やうつ病など他の精神障害にともなう身体症状は除外する」である
- ^ 「表1 いわゆる心身症の定義」『心身医学』第31巻第7号、1991年10月1日、574頁。
つまり、身体的症状があり(事実)、
発症や経過に心理社会的な事柄がすっごく関係していて
ちょっと困った症状が出てきてしまう。
みたいな解釈で、いいのかな?
ただ診断が難しいのは、後述するが、心身症とそれらの症状はイコールではない。決してない。同じ疾患でも、原因が異なり、違うものになる。
○○という病気だから、私ももれなく心身症よ! とはならないのである。当然。
主な心身症[編集]
下記の様な疾患は、心身症としての要素を持っていることがある(注意:これらの疾患に罹患している患者全てが心身症であるわけではない。)
心身症としての病名を記載する際は、例えば胃潰瘍(心身症)、高血圧(心身症)などのように、病名の後ろに(心身症)を加えて表記する。
心身症の場合の多くは、対症療法だ。
加えて、ストレッサーが解除されれば、治癒に向かう。
つまり、心身症の原因が
私のように「自身が勤務している病院」だとするならば
休職しても症状が根治するわけではない。
多少症状が軽減するかもしれないが、それでも根強く残っている。
例えば「所属している病棟のお局ナースから陰湿ないじめを受けていて、心身症を発症した。病棟も自分に合っているし、スタッフとの仲も円満だと思う。」
なんていう場合には、きっとお局ナースが異動してしまい、所属病棟からいなくなってくれれば心身症は改善するのではないだろうか。
心身症の理解はまだまだ難しいと思う。
うつ病でさえやっと認知が広まってきて、それでも甘え、やる気の問題、なんて
時代錯誤にもほどがある発言を繰り返す輩がまだまだ存在する。
心身症も、身体の外に症状が漏れていなければ、見た感じは普通の健常者と同じだ。
どこに傷があるのかなんて見てわかるものでもない。
患者自身にだってわからないのだから。そんなもの他人が認知出来るものではないんだけども。
例えば、
「うどん屋できちんと料金を支払い、
通常と同じくらいの滞在時間である客は帰っていったが、
注文したうどんは1/3程度しか減っていない。
どんぶりに遺った2/3のうどんを見て、店員のあなたはひどく悲しみ、もしくは憤り、
先輩に嘆き、それでも収まらずSNSに写真付きで暴露。」
なんてことがあったとしましょう。
(うどん一玉喰えなかったのは私ですが、そんな事件にはなりませんでした。ありがとううどん屋さん。)
(後半は完全に脚色ですし、私が恐れながらうどん食べながら考えたことでもあります。)
そのときあなたが店員だったとします。
一生懸命作ったうどん。
何で食べもせずに残すのに注文したの、
食べられるかどうかなんて前もってわかるじゃない。
大体うどんの一玉なんて増減するものでもないし、わかるでしょ?
まあ、そうなんですけどね。
でも、外見で心身症かどうかなんてわからないんです。
心身症で心因性嘔吐してるなんて、見ただけじゃわからないんですもん。
私にとって、うどん1/3玉喰えたのは快挙でした。うれしかった。
そんなこと、お店の人には届きませんけど。
もし、飲食店で勤務なさっている方がおられましたら、残しちゃう客の中には
やむを得ず残してしまう客がいることも忘れないでいただけると嬉しいです。
遊んで残すのは許せませんけど、心因性嘔吐や摂食障害にとっては、
死活問題なんですよ。